出産前に学資保険に加入?出生前契約の5つのメリットとおすすめの学資保険

子供の成長は本当に早いものです。

特に新生児から幼稚園はあっという間。

七五三が済んだと思ったらもうすぐに小学校入学です。

そろそろ将来のために教育資金を貯めなくては、と考え学資保険を検討し始めますが、多くの学資保険は子供が7歳までしか加入できません。

また加入できたとしても保険料が随分と高くなってしまっています。

なぜもっと早くから学資保険の検討をしなかったのだろう。

後悔しても時間は元には戻りません。

このようなことにならないようにおすすめなのが、「学資保険の出生前契約」です。

え!子供が生まれる前から契約できるの!?と驚かれるかもしれませんが、妊娠中の経過が順調であれば、予定日の140日前以降なら出生前加入特則を付けることで契約可能です。

また出生前の加入はメリットもいっぱい。

これからお子さんを考えている方や妊娠初期の方はぜひこの記事を読んで検討してみてください。

学資保険は出産前に加入するべき?

結論から言うと、学資保険には出産前に加入することをおすすめします。

なぜなら学資保険には被保険者(子供)、契約者(親)共に年齢制限があり、しかも年をとるほど保険料も高くなってしまうからです。

子供も親も最も若い状態である出産前の加入がベストと言えます。

学資保険には加入できる子供の年齢に制限がある

保険会社によって若干の違いはありますが、学資保険に加入できる被保険者(子供)の年齢は、0~7歳くらいに設定されています。

子供の成長は早く、また子供が生まれてからはお食い初めや七五三、幼稚園入園などイベントが多いので、気がつくと小学校入学時になってしまい、年齢制限に引っかかってしまいます。

また子供の年齢が上がってしまうとお金を貯める時間が短くなるので、月々の保険料が高額になってしまいます。

更に返戻率(預けたお金がどれくらい増えて戻ってくるかを表した利率。

100%を超えると増えて戻ってくる事になる)が下がり、払い込む保険料の総額も増えてしまうのです。

実際にシミュレーションして確認してみましょう。

子供が0歳で契約する場合と、7歳で契約する場合をフコク生命 みらいのつばさ のジャンプ型(大学入学時と22歳の大学卒業時に受け取るタイプ)でシミュレーションしてみます。

  契約者 父親
契約者の年齢 30歳
満期保険金額 100万円
保険料払込期間 17歳まで

 

 子供の年齢 0歳 7歳
毎月の保険料 ¥9,614 ¥16,501
払込保険料総額 ¥1,961,256 ¥1,980,120
受取総額 ¥2,000,000 ¥2,000,000
返戻率 101.9% 101.0%

返戻率で0.9%、総支払い金額で約2万円ほどの差が出ています。

また月々の保険料が約7,000円高くなっているのが分かります。

契約者(親)の年齢が若いほうが保険料が安くなる

契約者(親)の年齢が若いほうが安い保険料になるのには理由があります。

それには学資保険のメリットの一つ「払込免除特約」が関係しています。

払込免除特約とは、契約者が死亡したり、所定の高度障害状態になって保険料の払込ができなくなった時、以後の保険料の払込を免除するというものです。

もちろんその場合でも満期が来れば学資金は全額支払われます。

この払込免除特約は契約者にとってはメリットですが、保険会社にとってはデメリットとなります。

そのため健康で死亡するリスクの少ない若い人の保険料を安くし、逆にリスクの高い高齢者の保険料を高くするのです。

契約者が若いとどれくらい保険料が違うのか、実際にシミュレーションしてみましょう。

契約者である父親が30歳の時に契約する場合と、50歳で契約する場合をフコク生命 みらいのつばさ のジャンプ型(大学入学時と22歳の大学卒業時に受け取るタイプ)でシミュレーションしてみます。

ちなみに父親が50歳の場合だと、保険料払込期間17歳を選択することができません。

そのため14歳までの払込で計算してあります。

  契約者 父親
子供の年齢 0歳
満期保険金額 100万円
保険料払込期間 14歳まで

 

父親の年齢 30歳 50歳
毎月の保険料 ¥11,467 ¥11,826
払込保険料総額 ¥1,926,456 ¥1,986,768
受取総額 ¥2,000,000 ¥2,000,000
返戻率 103.8% 100.6%

返戻率で3%以上、払込保険料6万円以上の差となっていることが分かります。

万が一死産や流産の場合でも保険料は返還される

不幸なことに万が一死産や流産となってしまった場合、払い込んでしまった保険料は変換されるので、保険料が無駄になることはありません。

出産前加入のメリット

出産前なら落ち着いて検討できる

出産後はとにかく慌ただしく、忙しくなります。

出生に関わる様々な手続き、健康診断、予防接種。お食い初めや初節句などのイベント。

また授乳にオムツ交換、赤ちゃんは24時間待ったなしです。

とてもゆっくりと学資保険の検討などしている暇はありません。

それにくらべ出産前、それも安定期を迎えた5ヶ月以降ならじっくりと子供の将来を考え、ライフプランを練りながら、学資保険の検討をすることができます。

保険料の払込が少し早く終わる

140日なので4ヶ月ほどですが、保険料の払込が少しだけ早く終わります。

些細なことですが、早めにホッとできるのは意外と嬉しいものです。

140日の間に契約者(親)の誕生日を挟んでいれば、保険料が少し安くなる

上で確認したように、契約者の年齢が若いほど学資保険の保険料は安くなります。

そのため出生前契約によって契約者の誕生日前に加入することができれば、保険料を安くすることができます。

払込免除特約が140日前から適用される

契約者に万が一の事があった場合に、以後の保険料の払込が免除される払込免除特約は学資保険の大きなメリットです。

出生前契約ならこの払込免除特約も最大140日前から適用されます。

仮に子供が産まれる前に契約者に万が一の事があった場合、それ以降は保険料を一切支払わなくても、生まれてくる子に教育資金を残すことができます。

「保障型」の場合育英年金も適用される

学資保険には教育資金を貯めることに特化した「貯蓄型」と、貯蓄に加え子供に必要な医療保障や育英年金などの機能を兼ね備えた「保障型」があります。

出生前契約の場合、子供の医療保障はまだ子供自身が生まれてないので適用されませんが(生まれた後から適用される)、育英年金などは出生前でも適用されます。

そのため契約後、子供が産まれる前に契約者である親が亡くなった場合、所定の金額の育英年金が毎年支給されることになります。

出産前加入のデメリット

産後に赤ちゃんの名前、誕生日などを登録する手間がある

出生前契約の場合、被保険者である子供はまだ生まれていませんから、当然誕生日は分かりませんし、名前も(決めていたとしても戸籍上は)決まっていません。

そのため出産後所定の日以内に、子供の名前、誕生日などを登録する必要があります。

といっても書類に必要事項を記入して提出するだけです。

大きな負担になるわけではありません。

出産前加入に対応するおすすめ学資保険

高い返戻率が人気 ソニー生命の学資保険

ソニー生命の学資保険の特徴は、貯蓄性に特化した高い返戻率と、受取時期を3タイプから選択できる柔軟なプラン設計です。

・高い返戻率

例えば学資金を18歳~22歳の間に5回に分けて毎年受け取るⅢ型を選択し、

契約者が30歳男性・被保険者(子供)が0歳の場合

受取学資金総額:200万円
保険料払込期間:10年
払込保険料総額:1.864,800円(月払い) 払込保険料総額:1,850,800円(年払い)
返戻率:107.2% 返戻率:108.0%

約185万円支払えば、200万円の学資金が受け取れます。

超低金利時代にこの高返戻率はうれしいポイントです。

・3タイプから選べる受取時期

Ⅰ型・・・大学進学時だけではなく、中学・高校入学時にも学資金が受取れるプラン
Ⅱ型・・・大学進学時に一括で学資金を受取るプラン
Ⅲ型・・・大学入学時・19歳・20歳・21歳・大学卒業時と5回に分けて学資金を受取るタイプ

の3つから選択することができます。

兄弟割引が魅力 返戻率も高い フコク生命 みらいのつばさ

フコク生命 みらいのつばさ

フコク生命 みらいのつばさ の魅力は、高い返戻率と選べる受取時期、そして兄弟割引が用意されていることです。

・高い返戻率

契約者(父親)30歳、被保険者(子供)0歳 満期保険金額100万円(受取総額200万円)18歳時と22歳時に100万円づつ受取るジャンプ型 保険料払込期間11年 月払い 以上の条件でシミュレーションしてみると、

保険料払込期間 11年
保険料(月払い) ¥14,354
払込保険料総額 ¥1,894,728
受取総額 ¥2,000,000
返戻率 105.50%

返戻率は105.50%、10万円以上増えて戻ってくる計算になります。

・選べる受取時期

ステップ型・・・幼稚園・小・中・高・大 各進学時に学資金・祝金を受取ることができます。
ジャンプ型・・・大学入学時と大学卒業時に学資金・祝金を受取ることができます。

・兄弟割引

最初の子供が「みらいのつばさ」に加入した後、2人目の子供も加入した場合、保険料が安くなるという「兄弟割引」サービスがあります。

充実した子供の医療保障 かんぽ生命 はじめのかんぽ

かんぽ生命 はじめのかんぽ

通常の学資保険の機能の他、充実した子供の医療保障を兼ね備えているのが、

かんぽ生命 はじめのかんぽ の特徴です。

入院給付金はもちろん、外来の手術・入院中の手術の際の手術給付金、そして小児がんなどの場合の放射線治療保険金まで給付されます。

中学生以下の子供の場合基本的に医療費はかかりませんが、実際には差額ベッド代や病院での食事代、そして病院までの往復のタクシー代など、意外と出費はかさみます。

そんな時に非常に助かる医療特約です。

ただこの充実した医療保障がつくため、貯蓄機能は弱く、返戻率は100%を割り込んでいます(元本割れをします)。

親の死亡後 育英年金が受け取れる 東京海上日動あんしん生命 こども保険

東京海上日動あんしん生命 こども保険

一般的な学資保険でも、契約者である親に万が一の事があった場合、以後の保険料の支払いは免除され、学資金は満額受取ることのできる払込免除特約がついています。

ただ東京海上日動あんしん生命の こども保険の場合はそれにプラスして、毎年育英年金を受取ることができるのです(育英年金を受け取った場合には通常の学資金は支給されません)。

満期時の基準金が100万円の場合、通常であれば小学校入学時に20万円、中学校入学時に30万円、高校入学時に50万円、大学入学時に100万円の計200万円を受取ることができます。

一方契約者である親に万が一の事があった場合、満期時の基準金の50%、基準金が100万円であれば50万円が育英年金として毎年支給されます(子供が22歳まで)。

出生前契約をして、子供が産まれる前に契約者が亡くなった場合、50万円×22年=1,100万円もの育英年金を受取ることができるのです。

これはかなりの安心感につながります。

ただこの育英年金が付くことから、やはり返戻率は低くなっており、100%を割り込んでいます。

そのため親が死亡した時の保障は通常の生命保険でカバーし、貯蓄性の高い学資保険を利用する方が良い場合もあります。

妊娠中のお母さんが入れる保険はあるの?

妊娠すると体調が不安定になったりして、健康に不安を覚える妊婦さんが増えます。

また異常分娩なども心配です。

そんな時医療費を補助してくれる医療保険を検討したくなりますが、そもそも妊娠中の人は保険の契約ができるのでしょうか。

妊娠初期(27週まで)なら妊婦でも医療保険に加入可能

保険会社によって差はありますが、多くの保険会社では妊娠初期(27週)くらいまでであれば、妊娠中の人でも医療保険の契約が可能です。

ただし子宮などの特定部位に不担保がついてしまう

特定部位の不担保とは、身体のある部分が病気などを発症する可能性が著しく高い場合、その部分に関しては「保険金・給付金を支払いませんよ」と予め約束しておくことです。

妊婦さんの場合、異常分娩など、子宮系の病気を発症する可能性が一般の人より高いため、子宮系の病気については不担保がついてしまいます。

つまり、異常分娩などに備えて医療保険に入っても、手術給付金などは支給されないわけです。

妊娠前に予め医療保険に加入しておくのがおすすめ

妊娠前に加入しておけばもちろん上記の不担保は付きません(健康であればですが)。

そのため妊娠する前に予め医療保険に加入しておくことをおすすめします。

そうすれば異常分娩はもちろん、帝王切開の場合も手術給付金が支給されます。

出産自体に健康保険から出産育児一時金が支給されますから、医療保険と合わせると逆にプラスになったという人もいるくらいです。

妊娠出産を考えている人は学資保険と一緒に医療保険の検討もおすすめします。

余裕が持てる出生前契約 子供の未来をじっくり考えよう

これまで見てきたように、出生前契約にはデメリットがほとんどなく、逆にメリットばかり。

中でも一番のメリットは余裕を持って学資保険の検討ができることです。

これから生まれてくる我が子のことを想いながら、その子の未来を両親でじっくりと話し合う。

子供が実際に生まれてしまうと、こんな時間はなかなか取ることができません。

ぜひこの記事をきっかけに、学資保険のこと、子供の将来の教育資金のことを話し合ってみてください。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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